11月9日に卒業生(賛助会)と在校生保護者(三心会)を対象とした観劇会が開催されました。
昨年同様、東京宝塚劇場にて宝塚歌劇団月組公演を観劇いたしました。
観劇会当日は小雨が降る肌寒い天気となりましたが、劇場前には会場前から宝塚ファンの方々が集い、熱く語り合う姿が見られました。薄暗い雨の中にもかかわらず、なぜかそこだけが明るくとても華やかな雰囲気に包まれていました。
劇場内に一歩足を踏み入れると、足元に敷き詰められた赤い絨毯、天井からは煌びやかなシャンデリア、座席に向かう階段やその手すりは真っ白で、そこは非日常の空間です。自分が幼いころに憧れたお城のお姫様になったかのような気持ちになりました。
尚、今回の演目は下記の通りです。フライヤーの文章を紹介します。
『GUYS ND DOLLS』
原作/デイモン・ラニヨン
作曲・作詞/フランク・レッサー
脚本/ジョー・スワーリング、エイブ・バロウズ
脚色・演出・訳詞/稲葉 太地

ブロードウェイで最も陽気なミュージカル・コメディの一つとして。絶大な人気を誇る『GUYS AND DOLLS』。
1950年にブロードウェイで初演され1200回ものロングランを記録、その後も世界各地で再演を重ね、今なお愛され続けるミュージカル・コメディの傑作中の傑作です。
宝塚歌劇では1984年に月組の大地真央、黒木瞳により初演、2002年に月組の紫吹淳、映見くらら、2015年に星組の北翔海莉と妃海風により再演され、いずれも大好評を博しました。心躍るナンバーで綴られたこの名作を、鳳月杏と天紫珠季と中心とした月組が2025年版の新たな上演台本、訳詞、演出でお届けいたします。(『GUYS AND DOLLS』フライヤーより抜粋)
ギャンブラーのスカイが賭けによってお堅い救世軍の娘サラを口説き始めるのですが、そのやり取りがとても面白く感じ、それぞれの登場人物を劇団の皆さんがコミカルに熱演されていて、感動しました。
後半は豪華絢爛な衣装を身にまとって一糸乱れぬ演出に、ため息をつくような感動を覚え、素敵な時間を過ごせました。
三心会文化部では来年度も皆さまに楽しんでいただけるような観劇会を企画したいと思っておりますのでご期待ください。
