11月30日(木) 大本山總持寺にて4年ぶりとなる特別参拝が行われました。
法話・諸堂拝観・昼食の後、坐禅または写経体験 できるという内容でした。
法話では花和布教教化部長がお話され、修行中は大変苦労されたそうです。しかし、その苦労も100日経つと次第に慣れて感謝の気持ちが生まれたとのことでした。
また、開山である瑩山禅師は、ご自身のお母様が禅師の心が穏やかになるようにと毎日祈っていたそうです。そして、瑩山禅師の人々の幸せを祈る気持ちが強まったことが總持寺発展の源だというお話もありました。
「一日に一度、ご先祖様に手を合わせ人生を尊く豊かに過ごせるようお祈りし、子供にもその思いを繋げてゆく」というお言葉に、ぜひ実践したいと思い翌日から続けております。
諸堂拝観では広い敷地にあるさまざまな建物をご案内いただき、中でも紫雲臺の書院の中にある襖や板戸にある水墨画や水彩画が素晴らしく、またゆっくり拝観したいです。
昼食は修行僧の方々が作ってくださった精進料理でした。丁寧に処理された食材は薄味で出汁の味が際立ち、とても美味しくいただきました。作法も教えていただき、勉強になりました。
選択した写経体験では、日常で使い慣れない毛筆で書くため試行錯誤しましたが、心を落ち着かせ一文字一文字筆を進めるとしだいに雑念が消えて没頭していき、完成した時には足が痺れていましたが、達成感がありました。
有意義な1日となり、ありがとうございました。