6月17日、高校生保護者対象の坐禅会が行われました。
朝から気温30度を超える猛暑でしたが、禅堂に一歩踏み入れると空気がひんやり心地よく、気持ちがひきしまる空間でした。
まず坐禅の作法や呼吸法の説明をうけ、聖僧様に合掌し坐位に進みます。初めての坐蒲と足の組み方に四苦八苦する中、3回の鐘の音で坐禅が始まり、そこからはひたすら自分と向き合う20分間です。
スマホも時計も見ない、そんな非日常の時間は意外にもあっという間に過ぎ、1回の鐘の音で終了です。足は痺れましたが頭はすっきりするような、そんな貴重な体験でした。
帰宅後息子と、「法界定印は左手を上にするんだよ」「親指は眠くなると離れるね」「半眼って難しいよね」など坐禅の話で盛り上がり、それもまた嬉しい時間となりました。また機会があれば参禅したいと思います。