生徒、教職員、保護者の「三者の心」を合わせて、ともに前進しようという意味で命名されたPTA組織です。
現在もこの心を忘れないよう活動しております。
「三心会」は世田谷学園独自のPTAの呼称で、三心は「学校教職員」「父母家族」そして「生徒」それぞれの立場の「心」を以て三心とし、三者の心を合わせて共に前進しようという思いが込められています。
PTAは保護者と教職員によって組織し、全ての生徒に対して活動するものでありますが、その中心にいるのは他でもない生徒達であります。
世田谷学園ではその生徒の心もしっかりと含んだ名称となっております。
世田谷学園では生徒のことを「世田谷健児」「旃檀林の獅子児」とも呼びますが、私自身も中学高校6年間お世話になったOB「世田谷健児」であります。
一生の友と出逢い、人生の指針となる教えを多く授けていただき、本当に素晴らしい中学高校生活を世田谷学園で過ごさせていただきました。
思うにその素晴らしい時間は、学校の導きと家族の支えがあってのおかげさまであります。
この度、その御恩をお返しする機会を頂戴したと思い、感謝の念をもって任にあたらせていただきます。
猛威を振るった感染症の蔓延、当たり前のことが当たり前にできない不安な日常もようやく明るい兆しが見えて来たように感じます。
ここから社会全体で、また学園でも所謂コロナ前の平生に戻る動きが進みはじめると思いますが、コロナ禍で新たな価値観や平生が生まれたのも一方であります。戻らない部分ももちろんあるでしょうが、それがまた新たな平生になっていくのかと思います。学園においてその中心にいるのは現役の世田谷健児達であります。われわれ三心会はそのサポートを全力でさせていただきたいと考えております。
世田谷健児父母の皆様におかれましては、三心会活動にご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
三心会 会長 飯田 法雄
各部共通の活動
◆ 活動報告書・会計報告書の提出
◆ 役員会出席(年に数回土曜日午後・年間予定参照)
◆ 総務役員を中心としてクラス茶話会の準備(年1回保護者会後に各教室にて開催)
◆ 部長会出席(各部の部長と副部長のみ・年1回)
◆ 私学振興拡充大会(都に私学助成金をお願いする会)に参加(年1回程度)
※ 活動内容・頻度はその年により異なることがあります。
総務部の主な活動
◆ クラス保護者への連絡事項の伝達(バザー関係・拡充大会参加募集など)
◆ クラス茶話会の開催
昨年度は保護者会にてお菓子の配付と談話会を企画
(コロナウイルスの感染拡大で1~5年生の談話会は中止、お菓子のみ配付)
◆ 卒業記念品のお知らせを本部から受け取りクラスで配布(3・6年生のみ)

文化部の主な活動
◆ 観劇会などの企画・チケット発送作業・当日運営
昨年度は11月に劇団四季「バケモノの子」を鑑賞
また昨年度より観劇会の申込方法を三心会HPからに変更
昨年度の観劇会の様子はこちらから
◆ 獅子児祭の三心会コーナー展示室の運営(コロナ感染症のためここ3年間は展示なし)

体育部の主な活動
◆ 救命救急講習会などの企画運営
昨年度は9月に救命救急講習会を開催
救命救急講習会の様子はこちらから

生活環境部の主な活動
◆ 講演会の企画運営
昨年度は9月に早稲田大学の本田恵子先生による講演「思春期の親子のコミュニケーションー子どもの自律と自立を支えるためにー」をzoomにて実施
講演会の詳しい内容はこちらから

各部の活動・部長さん副部長さんの声、いかがでしたか。
コロナ禍ということで、例年どおりの活動とはいかない部もありましたが、各部楽しく活動されています。
仕事や介護、下のお子さんの受験などご家庭の事情もある中で、イベントの申し込み方法を変更したり、zoomをうまく活用するなど、各部いろいろな工夫をされています。そして何より、新しい出会いがあったことがよかったという感想を皆様にいただきます。
ご興味がある方は三心会ホームページの他の記事なども参考にしていただき、三心会の活動に協力くださると幸いです。
12月17日、今年も三心会本部主催の制服バザーを開催いたしました。
今回商品の数に限りがあったため、初の試みとして抽選を行い人数を制限させていただきました。
雨も危ぶまれた寒空の中、結果的に天気も味方となって盛況のうちにバザーを終了致しました。
収益金の約55万円は、学園を通じて生徒の様々な活動に役立てさせて頂きます。
皆様のご来場とご協力、誠にありがとうございました。また今回抽選に外れてしまった皆様には大変申し訳なく、心苦しく思っております。
来年度のバザー開催の形態もまた変わる可能性はございますが、是非楽しみにお待ちください。
また制服など、たくさんのご寄付をいただきましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。
11月23日、3年ぶりとなる卒業生(賛助会)・在校生保護者(三心会)を対象とした文化部主催の観劇会が、劇団四季「秋」劇場で開催されました。演目は「バケモノの子」、細田守監督の長編アニメ映画原作による劇団四季オリジナルミュージカルです。
当日は、朝からあいにくの冷たい雨となりましたが、四季劇場に一歩足を踏み入れると、そこは期待にみちた熱気でつつまれていました。
幕があくと迫力ある歌声とプロジェクションマッピングによる素晴らしい舞台演出、あっという間の2時間45分でした。
人間として生まれバケモノに育てられた少年の成長と心の葛藤、そして父と子とは何なのかを考えさせられ、思春期の子どもたちにもぜひ観てほしいと感じたミュージカルでした。
コロナ感染症もまだ収束をみない中、企画・実行に奔走した文化部の皆様、お疲れ様でした!
10月1日(土)13時より駒場学園高等学校に於いて「東京都私立中学高等学校父母の会第8支部令和4年度私学振興拡充支部大会」、その集大成として同25日(火)14時より共立講堂に於いて「令和5年度私学振興予算要望期成大会」が開催されました。
「令和4年度私学振興拡充大会」には学園より学監先生・事務部長、三心会より会長・副会長はじめ8名が出席し、私学助成予算の増額を地元都議会議員の先生方に要請いたしました。
「令和5年度私学振興予算要望期成大会」では東京都私立中学・高等学校に通う父母およそ800名が参集し、三心会からは副会長、評議員が出席いたしました。 来賓として東京都議会より、議長をはじめ各派幹事長など数多くの方々が参列されました。
父母の代表が、授業料が無償である国公立学校と私学学校の間にある格差是正のための願いを朗読し、こちらの意見書を東京都議会議長を通じ国に提出しました。 感染対策が十分に行われ、滞りなく終了いたしました。
当日は東京防災救急協会、世田谷消防署、世田谷消防団から13名が来場され、テキストとスライドを使用した講義に加え、心肺蘇生やAEDを使った救命措置も体験する貴重な講習となりました。
特に、屋内外を問わず発生する突然の病気や事故に対する私たち一般人の迅速な対応の重要性を、講師の方が何度も真剣に語っていたことがとても印象的でした。
実際にそのような場面に遭遇するとなかなか体は動かないものですが、大切な家族や周りの人を守るためにはなおのこと、講習の継続的な開催の必要性が感じられました。
法要の後、校長先生から「いのちのリレー」のお話がありました。バトンを受け取った私たちは、今日という大切な日をまわりに感謝しながら丁寧に生きなければならない、そのような気持ちになりました。お盆といえば旅行などの楽しいイベントばかりに気を取られがちですが、今年はその本来の意味について考え、いのちを繋いでいただいたことに感謝しながら手をあわせたいと思います。
故人を偲ぶ気持ちとともにご先祖様について考え、さらに自分が今ここに在る奇跡に感謝する、そんな貴重な一日となりました。
第8支部では、世田谷区、町田市の一部を含めた32校の私立学校が一丸となり、私学振興助成金の拡充に向けて、日々活動しております。
本校からは文化部長をお務めになられました 山本慈訓校長先生 が来賓としてご参加されました。
また 最勝卓道学監先生 もご出席になり、三心会からは理事と評議員が出席いたしました。評議員1名は第8支部父母の会の一員として司会進行を行いました。
コロナ禍で久しぶりの大きな集まりとなりましたが、感染対策を十分に行い、滞りなく終了いたしました。
(三心会本部役員も体験してみました。夏日でしたがそこだけ気化熱で温度が下がり快適でした。)
初めての獅子児祭以外での制服バザー、そしてコロナ禍ということもあり、ソーシャルディスタンスを保つための目印をつけたり、会場内が密にならないよう入場制限したり、保護者の皆様の安全を確保できるよういろいろと工夫し準備しました。
当日は短い時間の開催とはなりましたが予想以上の方にご来場いただき、大盛況のうちに終えることができました。本当にありがとうございました。
売り上げ66万円は全額学園に寄付し、生徒たちのために役立てていただきました。 最後になりましたが、大切な制服をご寄贈くださった卒業生の皆様に心よりお礼申し上げます。制服は大切に使わせていただきます。